よつばのクローバーとは

はじめに

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発達障害と一口に言ってもその深刻さの程度は様々であり、また家庭環境もそれぞれ違うので画一的に何をしたら良いということがないので、どうしても個別対応の領域が多くなってしまうものです。
そのような状況下で、障害児施設、児童福祉施設、児童相談所など既存の施設や組織を頼りつつ家庭内で何とかやりくりしていたところに、放課後等デイサービスが稼働することによって発達障害をお持ちのお子さんがいらっしゃるご家庭のお手伝いが出来るようになりました。
でも、まだまだ放課後等デイサービス施設そのものが不足がちであり、通所希望のお子さんにお待ちいただく状況が続いています。

そのような時代背景の中、よつばのクローバーは瀬戸内地方において発達障害などの特徴多い個性をお持ちのお子様とそのご家族のお力になることを目的に事業所の運営を行っています。
後述の「よつばのクローバー」の由来にもありますが、子どもたちを取り巻く様々な「環境」は非常に大切なものでありながら、しかしなかなか広がらないものであります。

子どもたちにとって限られたコミュニティーである学校、家庭、地域、放課後等デイサービスといった環境要素が互いに協力し合って子どもの成長を見守ることで社会に少しでも早く馴染んでもらうためのサポートをしていくことが使命であります。


よつばのクローバーの由来

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子供を中心に、家庭・学校・地域・療育現場(放課後等デイサービス)の4つが寄り添い、ともに連携して子供たちのケアをするための活動を目指しています。
その様子を、子供を囲む4枚の葉に例えて「よつばのクローバー」と名付けました。


お子様を囲む3つのつながり

家庭とのつながり

画像:家庭とのつながり

ご家庭とのつながりを大切にします。 日々の連絡帳によるやりとりで子供に関する情報を常に最新に保ち、送迎時の声がけで小さな悩みも早期発見に努めます。 困ったときはいつでも電話相談できます。

学校とのつながり

画像:学校とのつながり

担任の先生と密に連絡をとって、子供たちがストレスを感じないように、切れ目のない支援、接触を継続します。 学校行事に合わせた変則時間帯にも合わせて送迎を行います。

地域とのつながり

画像:地域とのつながり

自立支援協議会や、相談支援センターなどとの連携により、困っている家庭があればすぐに支援の手を差し出せるようにしています。 また、支援団体やNPOとも連携し、イベントへの参加や情報交換をしています。

社是

「子ども達のためのコミュニティを作ろう」

よつばのクローバーに通ってきている子ども達は自分の所属するコミュニティをなかなか増やせません。
家庭、学校、地域に放課後等デイサービスを加えた4つのコミュニティで子ども達を包み、守り育てることが必要です。
その中のひとつである放課後等デイサービスの内容を充実させることこそが、ここで働いている皆さんの使命なのです。
どのように接したら子どもたちの将来に良い影響を与えられるか、どのような環境を整えるのが子どもたちのために
なるのか、それらを考え、実行に移すことが役割です。

それらを実行するにあたり、他のコミュニティである家庭、学校、地域と積極的に連携していきましょう。
ご家族との接点を増やし、学校との連絡を密にし、地域行事への参加を通して子ども達が社会に溶け込みやすい環境を
作り出す必要があります。

これらのことができる人の集まりが、よつばのクローバーなのです。

身体拘束等の適正化のための指針

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